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邦画『新宿スワン』

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一文なしだが野心だけは人一倍ある白鳥龍彦（綾野剛）は、新宿・歌舞伎町に乗り込んで一旗揚げようと決意する。

ひょんなことから彼は、名の知れたスカウトマンとして数々の伝説を持つ真虎（伊勢谷友介）に誘われてスカウト会社バーストの社員に。

歌舞伎町をゆく女性たちに声を掛けては、水商売、風俗、AVの仕事をあっせんし、その紹介料をつかんでいく龍彦。さまざまな人物や出来事と対峙（たいじ）しながら、彼はスカウトマンとして、一人の人間として大きく成長していく。

シネマトゥデイより

評価：

あまり漫画は読まないのですが、『新宿スワン』はラストまでしっかりと読んでいました。

新宿で風俗のスカウトマンを描くという設定が面白く、また、それに青春をかける主人公が魅力的で、自分とは全く別世界の出来事なので興味津々でした。

本作品は、そんなわけで関心が高く、また、監督が今、ノッている園子温ということで、期待していました。

結論としては、漫画原作の世界観をうまく踏襲していました。原作ファンも楽しく観ることが出来たのではないでしょうか？

男たちの熱い闘争、そしてどこか悲しみを持つ女性たち。そんな作品の魅力がよく出ていたと感じます。

役者では、綾野剛がこの作品に対して、深い思い入れを持って、取り組んでいるんだなということがよく伝わりました。後は、出てくる女性がみんなキレイで目の保養になりましたね。

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鑑賞日：2016年4月