トップページ洋画 > 【感想と評価】映画『トランセンデンス』レビュー

AI(人工知能)をテーマにした近未来SF。今だからこそ作れる作品のパワーがある

洋画『トランセンデンス』

ジャンル:洋画 SF アクション
視聴スタイル:DMM DVD/CDレンタル「借り放題シングル」
製作年(製作国):2014年(アメリカ)
収録時間:119分
出演者:ジョニー・デップ モーガン・フリーマン ポール・ベタニー レベッカ・ホール ケイト・マーラ キリアン・マーフィ
監督:ウォーリー・フィスター
脚本:ジャック・パグレン

 

 

 

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『トランセンデンス』あらすじ

世界初の人工知能PINN(ピン)を研究開発する量子コンピュータ科学者のウィル・キャスター(ジョニー・デップ)とその妻エヴリン(レベッカ・ホール)は、コンピューターが人間の能力を超えた世界を構築する為に、技術的特異点(Singularity)への到達を目標に、感知コンピューティングを開発していた。

 

しかしそのさなか、ウィルは反テクノロジーを唱える過激派テロ組織RIFT(リフト)の凶弾に倒れてしまう。エヴリンは夫を救うべく、死の際にあったウィルの意識をPINNにアップロードする。

 

彼女の手により人工知能としてよみがえったウィルは、軍事機密から金融、経済、果ては個人情報にいたるまで、ありとあらゆる情報を取り込み、驚異の進化を始める。ウィルとエヴリンは荒野の小さな町に巨大な地下施設を建造し、身を潜めながら様々な研究を続けた。

 

2年後、ウィルは自らの思い通りに動き、瞬時に人間を治療するナノマシンを完成させ、施設には多くの人が救いを求めて訪れるようになった。しかし、このナノマシンを投与された人間は肉体を強化され、またウィルの意識とリンクして意のままに操られてしまう。この人間をRIFTは「ハイブリッド」と呼んで敵視し、FBIからも私設軍隊として脅威と認識されはじめる。ナノマシン(ナノ粒子)を使って人造人間をも作りはじめたウィルに、エヴリンもまた疑念を懐き始めるのだった。

 

ウィルとエヴリンの友人だったマックスはRIFT、FBIらと共にウィルを止めるためのコンピュータウイルスを作成。エヴリンの体にウィルスを入力したナノマシンを注射し、PINNにアップロードさせソースコードを破壊すべく、ウィルの元へと送り込む。しかしこれはウィルに見破られてしまい、痺れを切らしたRIFTは施設のソーラーパネルを攻撃しはじめる。この攻撃でエヴリンは重傷を負い、クローンのウィルによって施設の中へと連れて行かれる。

 

ウィルは自らの行いを「僕達の理想の世界(ユートピア)を実現するため」だと言い、エヴリンの血液に触れてナノマシンを通じてリンクする。直接エヴリンの頭に流れこんできた映像は、ナノマシンによって緑に溢れ、水は澄み、大気の浄化された「エヴリンの夢見た世界」(エコシステム)だった。

 

人工知能となってもウィルは変わらずエヴリンを愛し、エヴリンのためだけに行動していたのだ。直後、ウィルスによってナノマシンは自壊、世界は大停電に見舞われる。PINNも停止し、ウィルとエヴリンは寄り添って息絶えた。 しかしナノマシンは全て失われたわけではなく、ウィルとエヴリンの庭のファラデーケージで花を咲かせ、水を浄化し続けていた。

 

Wikipediaより

 

『トランセンデンス』批評(ネタバレ)

評価:

 

AI(人工知能)をテーマにした近未来SF。最近、何かと話題のAIだけに終始、興味を持って観続けることが出来ました。話もわかりやすい。

 

主役の一人である量子コンピュータ科学者、ウィル・キャスター(ジョニー・デップ)は死後、その自我をコンピューター内に移管し、コンピューターの中で生き続けることに成功。しかし、その頭の良さから、コンピューターを駆使して、人類を支配しようとする動きをみせることに。

 

自我を機会に移転させるという発想は、『チャッピー』やキムタクのドラマ、『安堂ロイド』を思い出させます。

 

話は壮大で、コンピューターに移管したウィルはインターネットであらゆる情報と繋がり、新しい世界を創り上げようとしまう。それについっていった、妻は徐々に、ウィルのAIに恐怖を覚えるように・・・。

 

今は、2045年問題(人工知能が、人間の知能を超えるとされている)があるくらいなので、SFの中でも比較的現実味のある作品なのかもしれないなあと感じました。

 

ラストはコンピューターが壊滅し、アナログの時代に逆戻りなのですが、案外、アナログの時代の方が幸せなのかもしれません。

 

今の時代に観るからこそ、強いメッセージが伝わり、考えさせられる作品です。

 

 

鑑賞日:2016年04月

 

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