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アニメ『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』

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2116年、長期の内戦状態下にあったSEAUn（東南アジア連合／シーアン）は、紛争地帯の中心部である首都・シャンバラフロートに日本のシビュラシステムを導入。これによって、シャンバラフロートは平和になったと思われた。

そんなある日、日本に武装した密入国者が侵入。彼らは日本の警備体制を知り尽くし、シビュラシステムの監視を潜り抜けてテロを計画していた。

シビュラシステムが導入されて以降、前代未聞の密入国事件に、常守朱は公安局刑事課一係を率いて出動。その密入国者と対峙する。

やがて、そのテロリスト達の侵入を手引きしていると思しき人物が浮上する。その人物は、公安局刑事課一係の執行官にして、朱のかつての同僚・狡噛慎也だった。

朱は、狡噛の真意を探るべく、単身シャンバラフロートへ捜査に向かう。

Wikipediaより

評価：

この作品については、本作を観るまで知りませんでした。劇場版の前にテレビシリーズがあるそうですが、もちろんこれも観ずに鑑賞。

ＳＦですが、細部までしっかり作りこまれており、リアリティがあり、感心しながら最後まで観ることが出来ました。

その後、調べてみると、総監督は、『踊る大捜査線』をヒットさせた本広克行とのこと。センスが良い作品だったので納得です。

基本コンセプトは、「近未来SF」「警察もの」「群像劇」の3つだそうで、コンセプト作りから入る、本広克行ならではの作り方。

「シビュラシステム」という平和維持システムにより平和が維持される舞台で、このシステムがおかしくなってしまうという設定。

けっこうありがちな設定ではあるのですが、作りこみをしっかりしているので、飽きることはありません。

「シビュラシステム」を輸入して、「平和を輸入する」という仕組みは、いかにも近未来にありがち。

アニメならではの大胆な設定とストーリー展開。堪能することが出来ました。

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鑑賞日：2016年02月