トップページ ＞ 洋画　＞ 【感想と評価】映画『スターリングラード 史上最大の市街戦』レビュー

洋画『スターリングラード 史上最大の市街戦』

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第二次世界大戦下のソ連。スターリングラードの市街地でドイツ軍と睨み合っていたソ連軍の兵士5人は、廃墟と化したアパートでひとりの少女と出会う。

一進一退の攻防が続く中、少女と交流を深めてゆく兵士たち。やがて、ドイツ軍による制圧作戦が始まるが…。

U-NEXTより

評価：

本作品では、「スターリングラード攻防戦」を扱っています。

この戦いは、第二次世界大戦の独ソ戦において、ソビエト連邦領内の工業都市スターリングラードを巡り繰り広げられました。

開戦前に60万を数えた住民が終結時点でおよそ9800名にまで激減し、人類全史上でも屈指の凄惨な軍事戦であったと目されている戦いです。

最初、「ロシアの戦争を扱った映画」という程度の予備知識で視聴を始めたのですが、のっけから2011年3月11日の東日本大震災のシーンから始まり、「アレレ？」となります。

やがて、これは導入であり、ある海外救助隊の人物が、「スターリングラード攻防戦」を回想するという所から本題スタートとなります。

主要人物は、「スターリングラード攻防戦」で戦った5人のソ連兵なのですが、正義感に満ち溢れた行動と価値観の持ち主です。

今まで観た戦争映画では、だいたいソ連兵は「横暴で血も涙もない」といったキャラ付けが多いのですが、ロシアが戦争映画を作ると、立場がガラリと変わります。。

ハリウッドの戦争映画における、勇敢なアメリカ兵士といった趣。

どの国でも、自国のことをよく見せようとするのは、もう仕方のないことなのかもしれませんね。映画はプロパガンダの要素が十分にあるということでしょう。

本作は、悪役として、ドイツ兵士が登場。一般市民に残虐な行為を繰り返しますが、その構図はわかりやすい。

ストーリー自体はとてもよく出来ており、2時間を超える長丁場ですが、飽きずに観ることが出来ます。

映像もとてもリアルで、当時の戦争の状況をリアルに再現していると感じました。

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