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アニメ『ドラゴンボールZ 復活の「F」』

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本作タイトルの「F」とはフリーザーのこと。フリーザー軍の残党であるソルベと部下たちはドラゴンボールを集め、フリーザーを復活させます。フリーザーは生まれて初めての過酷なトレーニングを行い、孫悟空に復讐する準備を整えます。

1000人の部下と共に地球に来るフリーザー。そして、それに対峙する孫悟空を始めとする一派。史上最強の闘いがいよいよ始まることに…。

評価：

2013年に17年ぶりに『『ドラゴンボールZ 神と神』』が劇場公開され、本作はその続編。『神と神』はギャグ要素が強く、期待値を下回っており、ガッカリしていたのですが、本作は『ドラゴンボール』本来の魅力が全開でその世界観を楽しむことが出来ました。

『ドラゴンボール』の醍醐味は何といってもバトルシーン。本作はかなり早い段階からバトルに突入するので『ドラゴンボール』のメインディッシュをたっぷりと味わう感覚です。

面白かったのは週刊ジャンプで短期連載していた『銀河パトロール ジャコ』のジャコが今回、孫悟空一派に加わり、バトルを繰り広げたこと。しかも、ジャコの個性的なキャラクターが十分に生かされた戦い方をしています。冒頭のシーンでは、『Dr.スランプ』のガッちゃんらしきキャラも出てきて、サービス精神に溢れています。

バトルシーンの中で悟空とフリーザーの闘いはさすがに迫力がありました。悟空は「超サイヤ人ゴッドのパワーを持ったサイヤ人の超サイヤ人」として青髪に。フリーザーは金色の「ゴールデンフリーザー」に最終進化します。その映像がとても美しい。青と金の闘いはとても映えていました。

「これぞドラゴンボールワールド！」とも言える作品。強さのインフレが気になり、次はどうなるんだろうと思ってしまいますが、観たかった「ドラゴンボール」を見事に再現してくれた作品でした。

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鑑賞日：2015年10月